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トランプ氏がアラスカで遊説、台湾とのガス合意を強調。中間選挙の激戦区で共和党支援

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2026年11月3日(米国時間)に迫るアメリカの中間選挙を前に、ドナルド・トランプ大統領が、共和党の地盤として知られるアラスカ州を訪れ、選挙活動を強化しています。

アラスカ州は長年、共和党が優位性を保ってきた「牙城」ともいえる地域ですが、現在の上院選挙では、現職の共和党議員と民主党候補が接戦を繰り広げていると報じられています。トランプ大統領は13日、アラスカ州での選挙集会に出席し、共和党候補者の支援に乗り出しました。

目次

物価高による逆風とアラスカの現状

トランプ大統領率いる共和党にとって、今回の選挙戦は厳しい状況にあるとみられています。大きな要因の一つとして、燃料費の高騰や物価高が挙げられています。

アラスカ州はアメリカ本土からおよそ800キロ離れた場所に位置し、島も多いため、輸送コストがかさみやすいという地理的特徴があります。そのため、もともと物価が高い傾向にありますが、現在はそれがさらに拍車をかけていると報じられています。

漁業が盛んなアラスカ州南部のシトカでは、燃料代の高騰が生活に直結している実態が指摘されています。現地の漁師であるバートさんは、燃料代が高いことが漁業にとって大きな影響を与えており、稼いだ分の大部分を占める大きな出費になっていると述べています。また、軽油価格が前年同月比で70%以上値上がりしているとの報道もあり、イラン情勢やロシア・ウクライナ情勢の影響から、今後も価格が上がり続けることを懸念する声も上がっています。

選挙対策としての「エネルギー実績」の強調

こうした物価高による逆風に対し、トランプ大統領は自身の経済・エネルギー政策の実績を強調することで、有権者の支持を取り戻そうとしています。

トランプ大統領は、アラスカ州で計画されているガスのパイプライン建設を巡り、台湾が今後20年間にわたり、供給量の30%を購入することで合意したと表明しました。日本経済新聞などの報道によると、台湾側はアラスカの液化天然ガス(LNG)開発計画に、公営の台湾中油(CPC)が参画する方針を明らかにしています。

トランプ大統領は、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて、これらの施策が多額の投資をもたらし、雇用を増加させ、アラスカのエネルギー部門を活性化させたと主張しています。また、こうした投資は「米国の産業基盤を再建し、数十万人の良質な雇用を創出するとともに、国家安全保障と経済安全保障を強化するための、私の歴史的な貿易合意の成果だ」と強調しました。

トランプ大統領はさらに、日本との関係についても言及しています。半導体分野における対米投資として、米半導体受託生産大手のグローバルファウンドリーズと商務省が、ニューヨーク州に2つの巨大な新工場を建設するための210億ドル規模の投資を発表したとし、日本がこの投資に必要な資金を調達すると述べています。

揺れる国際的な投資合意

一方で、トランプ大統領が発表する投資合意については、関係国の間で認識の食い違いや疑問の声も上がっています。

トランプ大統領は、韓国がアラスカのLNG開発事業に500億ドル(約7兆8950億円)を投資することを決めたとし、これが韓米の関税合意に基づく対米投資の一環であると主張しています。しかし、聯合ニュースの報道によれば、韓国側は最終決定していないとしており、トランプ政権の一方的な発表に対し、韓国産業相が異議を唱える事態となっています。

また、アラスカのLNG事業そのものについても、採算性や実現性を疑問視する声が国内外から出されていると報じられています。

選挙に向けた動き

トランプ大統領は、アラスカ州での選挙活動において、現職のダン・サリバン上院議員をはじめとする共和党候補者を支持するよう有権者に呼びかけています。

演説の中でトランプ大統領は、「皆さんの支持を得て、アラスカは中間選挙で極左・民主党を再び打ち負かす」と述べ、共和党が議会の支配権を維持することが、政権が進める開発プロジェクトやエネルギー取引を守るために重要であると訴えました。

加えて、トランプ大統領はアラスカ州で実施されている選挙前投票制度についても、その制度は複雑で透明性に欠け、選挙結果に対する国民の信頼を損なうと主張し、制度の廃止案を支持するよう求めています。

中間選挙は、第2次トランプ政権の前半2年間に対する国民の審判という意味合いも持つとされており、アラスカ州での戦いは、政権の政策が地元に恩恵をもたらしていると訴えるトランプ氏と、物価高への不満を抱える有権者との間で、激しい攻防が続くとみられます。

出典 米中間選挙・トランプ大統領がアラスカ州で遊説…物価高で崖っぷち それでもMAGA派が“トランプ推し”の理由【news23】 トランプ氏「台湾がガス購入合意」 激戦アラスカで選挙てこ入れ – 日本経済新聞 米・中間選挙まで3週間“共和党の牙城”アラスカで苦戦…物価高でトランプ大統領に「逆風」(2026年10月14日掲載)|日テレNEWS NNN トランプ氏 アラスカに韓国500億ドル投資と念押し=日本と台湾の投資も | 聯合ニュース 「台湾がアラスカ産LNGの購入で合意」トランプ大統領が表明 今後20年間 産出量の3割購入と説明 中間選挙前に共和党候補を後押し トランプ氏、アラスカでの選挙活動を加速。

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