参政党の神谷宗幣代表が、予算の取り扱いに関する発言をした簗和生農林水産相に対し、強い批判を向けました。
産経ニュースの報道によると、神谷さんは10月5日、国会内で記者団に対し、簗農水相を巡って「情けない」と述べました。この批判の背景には、簗氏が「衆院選で自身を応援しなかった首長がいる自治体の道路予算を削減した」という趣旨の発言をしたことがあり、神谷さんはこの姿勢を問題視しています。
神谷さんは、今回の件について「党としてそのような考え方や発信を戒め改めてほしい」と主張。さらに、これは個人の問題に留まらないとし、「一人の問題ではないと思う。地方選でもそういった圧力のかけ方が散見される」と、自民党による地方選挙での圧力の存在を示唆しました。その上で、政権与党として「謙虚になって見直してほしい」と求めています。
また、国会において簗氏を追及するかという問いに対しては、「各議員の判断に任せたい」と述べています。
参政党の神谷宗幣代表は、これまでも独自の政治姿勢を打ち出してきました。スポーツニッポンの報道によれば、第51回衆院選の公示日に東京駅丸の内駅前広場で第一声を上げた際、神谷さんは「反グローバリズム」や「消費税廃止」などを訴え、目標議席を30としていました。また、少子化対策として「子供1人あたり月10万円を将来的に実現させたい」という考えを表明しています。
一方で、衆院選の結果については日刊スポーツが報じたところによれば、大躍進には至らず、神谷さんは「SNSがいろんな要因で広がらなかった」と分析しています。前回の参院選を120点と評価したのに対し、今回は「比較すると75点くらいの選挙だった」と総括しつつも、「党づくりをしっかりしていきたい」と次なる選挙を見据えた意向を示していました。
さらに、神谷さんは国際的な活動も展開しています。ABEMAの報道によると、ベルリンで反移民を掲げるドイツの政党「ドイツのための選択肢=AfD」のクルパラ共同代表と会談しました。この会談では移民問題やエネルギー、外交などがテーマとなり、約2時間半にわたって話し合いが行われたとされています。神谷さんは自身のSNSにて、ドイツも日本と同様の課題を多く抱えていることから、両国の発展を目指して定期的に交流しようという提案を受けたことを報告しています。
このように、神谷代表は国内の政権与党の体質を厳しく批判する一方で、海外の政治勢力との連携や、独自の社会保障・経済政策の提唱など、多角的なアプローチで党の存在感を示そうとしています。簗農水相の発言に対する批判は、単なる個人の不適切発言への指摘に留まらず、政権与党の地方政治への関わり方という構造的な問題への追及という側面を持っているとみられます。
出典 産経新聞 日刊スポーツ スポーツニッポン 参政党・神谷代表 ドイツ極右政党「AfD」幹部とベルリンで会談 「提案を受けた」 – 最新の政治ニュース【随時更新】 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信なら | ABEMA
ピックアップ記事



