2026年9月に発生した台風25号により、千葉県と神奈川県における死者数が計15人に達しました。10月3日、千葉県長柄町の土砂崩れ現場で新たに1人の遺体が発見されたことで、被害の拡大が改めて報じられています。
千葉県長柄町での遺体発見と身元確認
千葉県と県警の発表によると、10月3日午後2時ごろ、長柄町針ケ谷の土砂崩れ現場で捜索活動を行っていた消防隊員により、1人の遺体が発見されました。茂原署によると、遺体は土砂の中から心肺停止状態で発見され、現場で死亡が確認されたとのことです。
この場所では、9月22日に親族から茂原署へ届け出が出ており、土砂崩れに巻き込まれたとみられる70代男性が行方不明となっていました。県警や県などは、発見された遺体がこの男性である可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。
地域別の被害状況と死者数
今回の遺体発見により、台風25号に関連して確認された死者数は、千葉県と神奈川県の2県合わせて計15人となりました。
内訳としては、千葉県内で10人、神奈川県内で5人の死亡が確認されています。この数値には、関連して調査中のものも含まれていると報じられています。
インフラへの影響と復旧状況
台風25号による被害は人的被害に留まらず、地域のインフラにも深刻な影響を及ぼしました。
千葉県成田市船形付近に位置する印旛沼では、堤防が4カ所で決壊するという事態となりました。これに対し、応急的な復旧工事が進められており、10月3日の朝には、残る1カ所においても土砂や遮水シートを設置する作業が完了し、決壊部分がふさがれたことが伝えられています。
今後の対応について、関東地方整備局は、鉄板を二重に打ち込む作業を行うことで、応急的な復旧工事の完了を目指す方針を示しています。
また、交通への影響も出ており、JR内房線の一部区間では、国交省が全国のバス会社に協力依頼を出し、代行バスの確保に動いています。運休している姉ケ崎から木更津の間は、1日平均で5.3万人が利用する区間となっており、早急な輸送手段の確保が課題となっています。
台風25号がもたらした影響の背景
今回の台風25号では、大規模な土砂災害も発生しました。千葉県鴨川市では大規模な土砂災害が起き、専門家からは斜面の異変が避難のサインであるとの指摘もなされています。
また、気象データによると、東日本の太平洋側では9月の降水量が平年の2倍以上に達しており、約80年間で最も多い記録となったと報じられています。このような記録的な大雨が、各地での土砂崩れや堤防の決壊、そして尊い人命の喪失につながったものと考えられます。
出典 朝日新聞 日テレNEWS フジテレビ 京都新聞 時事通信 佐賀新聞 【台風25号】千葉・神奈川の死者は15人に 千葉県で新たに1人の死亡確認 【台風25号】新たに1人の遺体が見つかり千葉県と神奈川県の死者は計15人に 千葉・長柄町の土砂崩れ現場で発見 行方不明の70代男性か(TBS NEWS DIG)|dメニューニュース(NTTドコモ) 台風25号の死者、15人に=新たに遺体、身元確認急ぐ―千葉(時事通信)|dメニューニュース(NTTドコモ)
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