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李在明大統領が北朝鮮兵の韓国引き渡し公表に遺憾表明

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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、捕虜となっていた北朝鮮兵を韓国に引き渡したことを公表したことを巡り、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が不満を表明しています。

目次

出来事の経緯と李在明大統領の反応

ウクライナのゼレンスキー大統領は、国連総会の一般討論演説において、自国軍の捕虜になっていた北朝鮮兵2人を韓国に引き渡したことを明らかにしました。ゼレンスキー氏は演説の中で、2人の捕虜について「生け捕りにするのは容易ではなかった」と述べたことが報じられています。

これに対し、韓国の李在明大統領は24日、SNSへの投稿を通じて遺憾の意を表明しました。李大統領は「(韓国との)非公開とする合意を破り公開した。とても残念だ」とし、「非公開の合意を破って公開したウクライナ側にどんな事情があるのかは分からないが、非常に残念だ」と綴っています。

李大統領は、北朝鮮人捕虜の韓国への移送について、外交、安全保障、そして朝鮮半島情勢に「大きな影響を及ぼす非常にデリケートな議題だ」と強調しています。そのうえで、「公表によって生じる様々な問題を考慮した結果、非公開とすることがあらゆる面で妥当だとして合意した」と主張しました。

北朝鮮兵の捕虜から引き渡しまでの背景

北朝鮮は、ウクライナに侵攻しているロシアを支援するために兵士を派遣しています。今回の事案となった2人の北朝鮮兵は、2025年1月にロシア西部クルスク州でウクライナ軍に拘束され、捕虜となりました。

その後、この2人は韓国行きを希望したため、韓国とウクライナは今年(2026年)7月の首脳会談などを通じて、今後の対応について協議を重ねていたとされています。

また、韓国の国会議員によれば、この北朝鮮兵2人は韓国で「普通の生活」を送ることを希望しているといいます。韓国憲法には、北朝鮮人を含むすべての朝鮮民族を韓国国民とみなす規定があり、当局者らはウクライナで捕虜となった北朝鮮兵にもこの規定が適用されるとの認識を示しています。

韓国国内の状況とウクライナ側の反論

韓国国内では、政府が引き渡しの事実を公表しなかったことに対し、野党から「北朝鮮の顔色をうかがっている」といった批判が出ていました。AFPBB Newsなどは、李大統領による今回の投稿には、こうした野党側からの批判をけん制する狙いもあると報じています。

一方で、ウクライナ側の反応は異なります。ゼレンスキー大統領の側近であるドミトロ・リトビン氏は記者団に対し、ウクライナは「開かれた国」であり、そもそも北朝鮮兵を秘密裏に引き渡すこと自体が不自然であると反論しました。リトビン氏は、「事の背景から、北朝鮮兵が大韓民国に引き渡されたという事実のみを公表したにすぎない」と述べています。

このように、機密保持の合意を重視する韓国側と、事実の公表に不自然さはないとするウクライナ側の間で、認識に大きな乖離がある状況となっています。

出典 朝日新聞 読売新聞オンライン AFPBB News 李在明大統領「非公開にするとの合意破った」ゼレンスキー大統領が北朝鮮兵の捕虜を韓国に引き渡したと公表(日テレNEWS NNN) 李在明大統領「非公開にするとの合意破った」ゼレンスキー大統領が北朝鮮兵の捕虜を韓国に引き渡したと公表 北朝鮮兵捕虜の韓国移送公表は秘密保持契約違反 李大統領、ゼレンスキー氏への不満表明 – トピックス|Infoseekニュース

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