2026年10月16日、参議院予算委員会において、高市総理大臣は、相次ぐ問題により辞任した簗和生(やまえ・かずお)前農林水産大臣の交代について陳謝しました。
簗前農相の辞任と高市総理の答弁
参議院予算委員会は16日午前、高市総理大臣と全閣僚が出席して基本的質疑を行いました。首相は委員会の冒頭、簗前農林水産大臣が辞任したことについて、「国会開会中に大臣が辞任する事態となったことは申し訳なく、任命責任を重く受け止める」と述べ、陳謝しました。
簗前農相は、地元の自治体の道路予算を「カットした」と発言した問題などが相次いで指摘されており、事実上更迭される形で辞任していました。首相は、国政上の課題が山積しているとした上で、「内閣が一丸となって重要な課題に答えを出せるよう、懸命に取り組んでいく」と強調しています。
また、首相は自身の任命責任について、「私には任命責任がございます。できる限り速やかに後任大臣を選び、そして一生懸命、一丸となって、国政に貢献するということであろうかと思います」と述べています。
野党による任命責任の追及
この辞任を巡り、野党側は高市総理の責任を厳しく追及しています。立憲民主党の辻元清美参院議員は、首相に対し、簗氏を任命した責任だけでなく、かばい続けた責任があるとして批判しました。
辻元氏は、首相が簗氏をかばったことで国会が停滞したと指摘し、「ずるずるですね、総理が決断できなかったから国会の停滞を招き、国民に政治不信を振りまいたんじゃないですか」と述べました。また、簗氏自身の参考人招致を求めています。
これに対し、高市総理は「私はかばっていたわけではございません。本人にしっかりと国民の、国民全体の代表でいらっしゃる国会議員の皆様の前でも説明責任を果たすべきだと考えましたので、そのように促しました」と説明し、参考人招致については「予算委で決めることだ」と述べるにとどめました。
後任と今後の国会運営
簗前農相の後任には、武部新(たけべ・あらた)氏が就任しています。武部新農相は、初となる答弁の中で、米国産生鮮ジャガイモの輸入解禁を巡る米国との協議について、双方が納得できる合意が見いだせない限り、解禁されることはないと説明しました。
今回の閣僚交代を経て、内閣は重要課題への対応を急ぐ構えですが、野党側は引き続き総理の任命責任を追及する姿勢を見せています。
なお、同日の予算委員会では、高市総理が先進7カ国(G7)首脳によるテレビ会議を欠席した理由についても言及されました。首相は、回線業者の手配が間に合わなかったことや、ディスプレーや回線接続設定が整わなかったことなどが理由であると説明しています。
出典 NHKニュース 高市首相、簗農相の交代「任命責任を重く受け止める」と陳謝…参考人招致は「予算委で決めること」 : 読売新聞オンライン 高市首相が陳謝 簗前農相更迭に触れ「国会開会中の大臣の辞任は申し訳なく思っている」 – 日刊スポーツ 高市首相、農相更迭を陳謝 「任命責任を重く受け止める」:中日新聞Web 高市首相 簗前農相の交代を陳謝 – Yahoo!ニュース 高市首相、農水相辞任で陳謝|Infoseekニュース 「かばっていたわけではない」高市総理 農水大臣辞任を陳謝 簗氏をめぐる問題収拾せず…野党は任命責任追及 参考人招致を求める(TBS NEWS DIG)|dメニューニュース(NTTドコモ) 【速報】高市総理「任命責任を重く受け止めている」 参院予算委で簗前農水大臣の交代を陳謝(TBS NEWS DIG)|dメニューニュース(NTTドコモ)
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