ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、現地時間10月12日(日本時間13日)、敵地ミルウォーキーのアメリカンファミリーフィールドで行われたミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第2戦に先発しましたが、3回途中3失点で降板しました。
この日の投球内容は2回2/3で75球(ストライク46球)、4安打3失点、1奪三振2四球。今季の登板の中で最短のイニングでのKOとなり、ポストシーズンにおいても先発した試合での最短降板となりました。試合の結果、ドジャースは4-7で敗れ、敵地で連敗を喫しています。
試合の展開とKOに至る経緯
山本投手は、打線が1点を先制した状態でマウンドに上がりました。しかし、初回に1死からトゥラング選手の左翼線二塁打を許すと、続くコントレラス選手に左前適時打を浴び、すぐに同点に追いつかれています。この初回だけで25球を要したと報じられています。
2回は三者凡退に抑え持ち直したものの、3回に再び苦戦します。先頭のハミルトン選手に中前打を許し、さらにトゥラング選手、バウアーズ選手への四球などで2死満塁のピンチを招きました。
特に4番バウアーズ選手との対戦では、ファウルで粘られ12球を投じた末に四球を与えています。その後、5番イエリッチ選手に中前2点適時打を浴びて逆転を許したところで、デーブ・ロバーツ監督から交代を告げられました。
山本投手が振り返る要因と心境
試合後、山本投手は今回の降板について、いくつかの要因を挙げています。
まず、球種に関する課題について、「スプリットがうまくいかなかったので、他の球種でと思っていた」と語っています。また、自身のコンディションについては「準備はいつも通り。調子は良くも悪くもなかった」としつつも、「特に三回は乗り切りたかったけど、うまく攻めきれなかった」と悔しさを滲ませました。
また、注目されたのがABS(自動ボール・ストライク判定システム)へのチャレンジを行わなかった場面です。これについて問われると、「際どすぎて、自分自身でもそこまで自信がなかった」と説明しています。
前日の会見では「相手より先にこちらがミスをしないように、気をつけたい」と意気込んでいた山本投手でしたが、結果として今季初めて5回を持たずに降板することとなりました。
チームの状況と周囲の反応
ドジャースは5回に再び逆転に成功しましたが、直後にコントレラス選手にソロ本塁打を打たれて同点となるなど、粘り強いブルワーズ打線に競り負ける形となりました。山本投手の降板後にはベシア投手がマウンドに上がり、その後4回からは佐々木朗希投手が登板して1回を無失点に抑えています。
また、大谷翔平選手は4番DHで出場しましたが、この試合では4打数無安打に終わりました。山本投手がベンチに戻った際、大谷選手が声をかける場面もあったと報じられています。
敵地アメリカンファミリーフィールドのファンは、山本投手のKOに拍手喝采で盛り上がったと伝えられており、厳しいアウェイ環境での戦いとなったことが伺えます。
山本投手はこれまで、昨季の優勝決定シリーズで完投勝利を挙げ、今季のレギュラーシーズンでもブルワーズに対して2戦2勝と得意としていた経緯がありました。しかし、今回は相手打線の執念と粘りに苦しむ結果となりました。
出典 Full-Count 日刊スポーツ スポーツ報知 朝日新聞 デイリースポーツ 東スポWEB ドジャース・山本由伸、今季最短の3回途中KO 2度リード守り切れず3失点 ブリュワーズ打線の粘りに苦しむ – BASEBALL KING 3回途中KOの山本由伸、ABS回避の理由「自信なかった」 勝負分けた1球「際どすぎて…」(Full-Count)|dメニューニュース(NTTドコモ)
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