読売ジャイアンツの橋上秀樹監督代行(60)が、指揮官を退任する見通しであることが10月11日に報じられました。球団内への残留については不透明とされていますが、監督代行の職からは退く意向であると伝えられています。
球団は今後、次期監督の人選を進める方針で、特に球団OBを中心に選定するもようです。後任の有力候補としては、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(52)や、2016年から3シーズン監督を務めた高橋由伸氏(51)、そしてチーム内部の川相昌弘ディフェンスチーフコーチ(62)らの名前が挙がっているとみられます。
橋上体制の経緯と評価
巨人軍は今年5月、阿部慎之助前監督(47)が身内への暴行容疑で警視庁に逮捕され、退任するという混乱に見舞われました。この事態を受け、5月26日から橋上監督代行がチームの指揮を執ることとなりました。
プロ野球の歴史においても、監督が出場停止や体調不良で一時的に代行が務めることはありますが、「監督空位」の状態で監督代行が指揮を執るケースは球団として初のことでした。
橋上監督代行が率いたレギュラーシーズンは97試合で52勝42敗3引き分けという成績でした。絶対的なレギュラーが不在という厳しい状況にありながら、柔軟にオーダーを編成し、終盤まで優勝争いを演じてリーグ2位でシーズンを終えています。
こうした手腕に対し、ある球団OBは「阪神に比べて迫力に欠ける打線をうまくやりくりした手腕は評価されて然(しか)るべき」と述べており、選手やOBの間には「来季も橋上に任せていいのではないか」と考える声もあったと報じられています。
新監督候補に挙がる人物とその背景
球団がOB中心に後任人事を進める背景には、巨人の伝統的な考え方が影響しているとみられます。球団OBによれば、巨人には「指揮官は生え抜きの四番かエース」という不文律が存在していると言われており、現役時代に巨人でのプレー経験がない橋上監督代行の場合、成績に関わらず監督交代が既定路線であった可能性が指摘されています。
現在候補に名前が挙がっている人物たちの状況は以下の通りです。
高橋由伸氏(51) 2016年から3季監督を務め、在任中の成績は2位、4位、3位でした。日本シリーズ出場こそありませんでしたが、若手だった岡本和真選手や吉川尚輝選手らを辛抱強く起用し、チームの主軸へと育て上げた実績があります。最近では、長期出張が必要な仕事を断り始めているという情報もあり、再登板の可能性を睨んで予定を空けているのではないかとみられています。また、就任が決まった場合には、親交の深い井端弘和氏(51)がヘッド格で入閣する可能性も報じられています。
松井秀喜氏(52) 球団OBとして、また世界的な名選手として、次期監督の候補に名前が挙がっています。
川相昌弘コーチ(62) 指導歴が豊富な内部の人材であり、橋上体制からのスムーズな移行を重視するのであれば、内部昇格という選択肢も考えられています。
このほか、元監督の原辰徳氏(68)の名前も候補の一人として挙がっていると報じられています。
今後の体制と球団の方向性
巨人は1軍監督がチーム編成面でも大きな権限を持つ数少ない球団の一つとされています。10月22日に開催されるドラフト会議をはじめ、オフのFA補強や戦力外通告など、フロントと綿密な打ち合わせが必要な多岐にわたる編成業務が控えています。
球団としては、次なる時代に向けて、3季ぶりのリーグ制覇、そして15年ぶりの日本一奪還を目指して新体制を構築することになります。今後は候補者への正式な要請が行われる見通しです。
出典 日刊スポーツ サンケイスポーツ スポーツニッポン 【巨人】橋上秀樹監督代行の退任濃厚 後任候補にOB高橋由伸氏、松井秀喜氏、川相昌弘コーチら | 野球 「巨人・新監督人事」に動き…橋上秀樹代行は退任濃厚、高橋由伸氏が「オフの長期出張キャンセル」か 「巨人・新監督人事」に動き…橋上秀樹代行は退任濃厚、高橋由伸氏が「オフの長期出張キャンセル」か(FRIDAYデジタル)|dメニューニュース(NTTドコモ) 巨人・橋上監督代行退任へ 新監督はOB中心に選定 松井秀喜氏、高橋由伸元監督、川相昌弘コーチら候補|Infoseekニュース 巨人・橋上秀樹監督代行をセパ複数球団が「ロックオン」…巨人は「ヘッドコーチポスト」で流出阻止か | FRIDAYデジタル
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