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中野ブロードウェイ高級腕時計窃盗でチリ国籍の男2人を再逮捕

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東京都中野区にある商業施設「中野ブロードウェイ」の時計店で、約2億円相当の高級腕時計が盗まれた事件がありました。この事件で逮捕・起訴されていたチリ国籍の男2人が、別の窃盗事件に関与したとして再逮捕されたことが報じられています。

別件での再逮捕と容疑の内容

警視庁捜査3課によりますと、再逮捕されたのはピニャ・グスマン・ジェレミー・パオロさん(24)とマンサーノ・ケサダ・ボリス・アレクシスさん(33)の両被告です。

2人は2026年8月22日昼、東京都大田区内にある40代男性の一戸建て住宅に侵入し、高級腕時計3本など10点(時価計約790万円相当)と現金約200ユーロを盗んだ疑いがもたれています。

具体的な手口については、1階リビングの窓を石で割って侵入したとされています。捜査3課によると、2人は現場近くの教会を訪れた際、男性の自宅から車が出る様子を確認し、不在の隙を狙って侵入したとみられています。また、ピニャ・グスマンさんはJR御徒町駅(台東区)近くの換金所で、盗んだユーロ紙幣を日本円に換金していたと報じられています。

事件の経緯と2人の供述

2人は、今回の住宅窃盗事件の3日後である8月に、中野ブロードウェイの時計専門店「TIME WALKER」から腕時計4本(約2億円相当)を盗んだとして、すでに逮捕・起訴されていました。当時の犯行ではショーケースをハンマーで割るという大胆な手法が取られており、黒いマスク姿の2人組が逃走していたと報じられています。

再逮捕後の調べに対し、2人は容疑を認めています。マンサーノ・ケサダさんは「日本は刑罰が緩いと母国で聞き、日本の高級住宅街を狙った」などと供述しているとのことです。さらに、「ヨーロッパ中で窃盗していた」という趣旨の供述もしていると伝えられています。

また、中野ブロードウェイで盗まれた腕時計4本のうち3本は現在も見つかっておらず、2人は潜伏先の大阪で「スペイン語を話す男に渡した」と話しており、警視庁が行方を追っています。

「窃盗ツーリズム」と国際的な背景

今回の事件を受けて、単なる個人の犯行ではなく、組織的な「窃盗ツーリズム」という犯罪手口の可能性が指摘されています。

特に注目されているのが、欧米で問題となっている「SATG」という組織との関連性です。マンサーノ・ケサダさんが「ヨーロッパ中で窃盗していた」と供述している点から、組織的なネットワークを利用して国を跨いで犯行を繰り返す手法が用いられた可能性が報じられています。

また、容疑者が「日本は刑罰が緩い」と認識して来日し、標的にしたという供述は、日本の治安状況や司法制度に対する海外からの認識が、犯罪グループに利用されている側面を示唆しています。

地域への影響と対策

2億円相当という極めて高額な被害が出たことを受け、警視庁は中野ブロードウェイの周辺店舗に対して防犯指導や防犯講話を実施しました。周辺の18店舗の関係者が参加し、改めてセキュリティの強化が呼びかけられています。

犯行の手口が「住宅への侵入」と「店舗での強引な窃盗」の両方を組み合わせていたことから、高級品を扱う店舗だけでなく、一般住宅においても警戒が必要な状況といえます。

出典 フジテレビ 日テレNEWS TBS NEWS DIG 東京・中野の高級腕時計窃盗事件 別の窃盗容疑でチリ国籍の2人を再逮捕 住宅で空き巣か(産経ニュース)|dメニューニュース(NTTドコモ)

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