ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、2026年シーズンのレギュラーシーズンを終え、個人タイトルを得られない「無冠」のシーズンとなる見通しです。
現地時間9月27日(日本時間28日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場した大谷選手は、3打数1安打の成績で最終戦を締めくくりました。この結果、今季の主要な個人タイトル獲得や、5度目となるMVPの受賞は絶望的であると報じられています。
2026年シーズンの確定成績と傾向
今シーズンの大谷選手の確定成績は以下の通りです。
投手としては14試合に登板し、8勝2敗、防御率1.79を記録しました。一方、打者としては139試合に出場し、打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁という成績に終わりました。
本塁打数に関しては6年連続で30発をマークしましたが、打率、本塁打、打点のいずれにおいてもリーグのトップ5に入ることはできませんでした。また、投手としては規定投球回に到達しなかったため、投手部門でのタイトル獲得も叶いませんでした。
全体として、成績の多くが昨シーズンを下回る結果となっており、昨年の「50-50」のような突出した数字を残すことはできなかったと分析されています。
シーズン終盤に影響した右腕の状態と欠場
今季の成績に影響を与えた要因の一つに、シーズン終盤のコンディション不良が挙げられます。
大谷選手は9月3日のカージナルス戦で31試合ぶりにスタメンを外れ、その後4試合連続で欠場しました。7日のレッズ戦で一度はスタメンに復帰したものの、右腕の状態が悪化し、翌8日から再び欠場してIL(負傷者リスト)入りとなる経緯がありました。その後、23日のパドレス戦で16日ぶりに復帰を果たしています。
このIL復帰後の成績は、5試合で21打数5安打1打点、8三振と苦戦が続き、シーズンを通して18試合、86打席ノーアーチという、移籍後ワーストの記録を更新する形となりました。
過去の受賞歴と今季の立ち位置
大谷選手はこれまで、メジャーリーグで圧倒的な存在感を示してきました。昨シーズンまで3年連続でMVPを受賞しており、過去には自身4度目のシルバースラッガー賞(ポジション別の最強打者を決める賞)に輝いた実績もあります。
また、2025年にはナ・リーグのMVPを受賞し、同年のア・リーグMVPであるアーロン・ジャッジ選手とともに、史上初めて両リーグのMVPが2年連続で同時に受賞するという歴史的な出来事もありました。
しかし、2026年シーズンについては、年初のMLB公式によるタイトル予想の段階で「まさかの無冠」とされており、結果的にその予想に近い形でシーズンを終えることとなりました。
今後の展望とポストシーズンへの不安
レギュラーシーズンは終了しましたが、チームのドジャースは延長戦の末に勝利し、3年ぶりとなるシーズン100勝を達成して今季を締めくくりました。
一方で、個人としての状態については、レギュラーシーズン終盤の打撃不振や右腕の状態など、ポストシーズン(PS)に向けて不安が残る形となっています。
今後のプレーオフにおいて、投打の二刀流としてどのような貢献ができるかが注目されます。
出典 サンケイスポーツ スポーツニッポン Full-Count スポーツ報知 文春オンライン 2025年MVPは大谷翔平とアーロン・ジャッジ 米球界のシビアさを物語る二冠男シュワバーの“無冠” 大谷翔平が手にした「必然のMVP」を覆せなかった背景にある「4.9」の価値|CoCoKARAnext(ココカラネクスト)
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