バレーボール国内最高峰の「SVリーグ」開幕を前に、各チームが実戦形式のプレシーズンマッチを開催しています。鹿児島を拠点とするフラーゴラッド鹿児島が高知県で、また兵庫県のヴィクトリーナ姫路が新アリーナで試合を行い、新体制での調整に当たりました。
フラーゴラッド鹿児島、高知での初戦で強豪・広島に勝利
今シーズンからSVリーグに挑むフラーゴラッド鹿児島は、9月23日に高知県で新チーム初のプレシーズンマッチに臨みました。対戦相手は、前シーズンにプレーオフに進出した強豪の広島です。
この試合では、今シーズンから新たに加わった8人の新戦力が躍動しました。第1セットでは新加入の酒井選手のトスから小澤選手が得点し、カナダ出身のバイアム選手が連続サービスエースを記録。さらに身長203センチのエルサー選手が難しい体勢からスパイクを決めるなど、攻撃的な展開で25対20で先取しました。第2セットも小澤選手のサービスエースなどで得点を重ね、2セットを連取しています。
その後、第3・第4セットは広島に奪われ、試合は最終第5セットへと持ち込まれました。終盤までリードを許す苦しい展開となりましたが、小澤選手の得点をきっかけに3連続得点で逆転。最後はブロックで決めて、セットカウント3対2で勝利を収めました。
試合後、新加入の小澤宙輝選手は「通用した部分としなかった部分もあったので、そこが収穫になった」と語りました。また、長友優磨副キャプテンは「たくさんのファンの前で試合をするのは、久しぶりだった。しっかりと勝ち切れたのは、チームとして自信になった」と振り返っています。
フラーゴラッド鹿児島のシーズン開幕戦は、来月24日に大阪の日本製鉄堺ブレイザーズと対戦する予定です。
ヴィクトリーナ姫路、新アリーナの「こけら落とし」で快勝
女子のヴィクトリーナ姫路は9月22日、兵庫県姫路市に新設された「大和工業アリーナ姫路」にてプレシーズンマッチを行いました。このアリーナは播磨地域最大規模の多目的アリーナであり、今回の試合がこけら落としとなりました。
対戦相手は、韓国VリーグのIBK企業銀行アルトスです。IBKの監督は、ヴィクトリーナ設立の中心となった姫路市出身の真鍋政義さんが務めており、注目を集めました。
試合はヴィクトリーナが安定した攻撃で2セットを先取。3セット目は相手の粘りに苦しんだものの、今季加入したスウェーデン代表のアナ・ハーク選手が要所で力強いアタックを決め、最終的に3-0のストレート勝ちを収めました。
試合後、佐々木千紘主将は「リードされている場面でもひっくり返し、一気に引き離すことができた」と試合を振り返りました。対戦相手のIBKの真鍋監督は、「今年のヴィクトリーナは強いと感じた。優勝すると期待している」と高く評価しています。
また、この試合は地域活性化イベントとしても行われ、新本拠地での快勝とともに、地域への浸透を図る機会となりました。
SVリーグの開幕に向けて
今回のプレシーズンマッチには、高知での試合に鹿児島からファンが駆けつけるなど、全国各地で関心が高まっている様子が伺えます。
各チームとも、新加入選手の適応やチームとしての連携を確認し、開幕に向けた最終調整の段階に入っています。特に新アリーナでの試合や海外チームとの対戦などを通じて、実戦感覚を取り戻し、シーズンへの弾みをつけようとしています。
出典 読売新聞オンライン スポーツ報知 TBS NEWS DIG SVリーグ フラーゴラッド鹿児島 初のプレシーズンマッチ(MBC南日本放送)
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