プロ野球の中日ドラゴンズを率いる井上一樹監督が、今季限りでの辞任を表明しました。この知らせを受けた日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、親しい友人であり同学年の指揮官である井上監督への惜別と気遣いの言葉を述べています。
新庄監督が明かした井上監督への想い
日本ハムの新庄監督は9月30日、練習先のZOZOマリンスタジアムで取材に応じ、井上監督の辞任について「ホントさみしい。仲良かったから」と大いに残念がる様子を見せました。
特に、指揮官としての井上監督の手腕を高く評価しており、「野球脳は素晴らしい、僕と一緒でモチベーター」と表現しています。また、別の報道では「僕と一緒でモチベーターで選手の心を動かす力のある人間」とも述べており、自身のスタイルに近いリーダーシップを持つ井上監督への敬意を示しました。
新庄監督は、辞任という決断に至った背景について、「(ファンの)期待がすごくあっただろうし、けじめを取ったんでしょう」と推察し、井上監督が背負っていた責任の重さに理解を示しています。
同級生として感じていた「つらさ」と気遣い
二人はともに1971年度生まれの九州出身で、1990年に高卒でプロ入りした同期生という深い縁があります。新庄監督は、最近の井上監督の様子について、非常に心身ともに疲弊していたのではないかと気遣う言葉を口にしました。
新庄監督は、「見ていてつらかったもん、ヤジが。ものすごく痩せたように見えたもん」と振り返り、ファンからの厳しい声やプレッシャーにさらされていた状況に心を痛めていたことが報じられています。また、「(最近)ものすごく瘦せたように見えたし、老けたというか…。つらかったと思うよ」と、親しい間柄だからこそ気づいた変化と、その内面の苦悩に寄り添う姿勢を見せました。
一方で、辞任表明を受けてすぐに個人的な連絡を取ろうとも考えましたが、「あえてしなかった」とも明かしています。これは、相手の状況や心情を慮った上での判断であったと考えられます。
今後の展望と新庄監督自身の現状
新庄監督は、井上監督の今後の野球人生についても、「また戻ってきてくれるでしょ」と前向きなエールを送っています。
一方、新庄監督自身の状況については、来季も指揮を執ることが決定しており、就任6年目となる長期政権へ向かいます。しかし、自身の責任感についても触れており、「来年もAクラス(止まり)なら、俺、もう駄目ですよ。駄目、駄目、駄目。俺が辞めても寂しがられなそうじゃない? 『(今後は)自由に生きるんだな、楽しかったやろうね。はい、サヨナラ』って」と、冗談を交えながらも結果へのこだわりを口にしました。
また、シーズン最終盤を迎える中で、チームの失策数や順位争いなど、指揮官としての厳しい現実にも向き合いながら、最後は勝って締めくくりたいという強い意欲を見せています。
同じ時代を歩み、同じ立場である「指揮官」として切磋琢磨し合った二人の関係性は、プロ野球界においても稀有な絆であったことが、今回の惜別の言葉から伺えます。
出典 中日新聞 スポーツ報知 デイリースポーツ 中日スポーツ 日刊スポーツ 日本ハム・新庄剛志監督が辞任表明の中日・井上監督に「僕と一緒でモチベーターで選手の心を動かす力のある人間」(サンケイスポーツ) 日本ハム・新庄剛志監督が辞任表明の中日・井上監督に「僕と一緒でモチベーターで選手の心を動かす力のある人間」(SANSPO)|dメニューニュース(NTTドコモ) 日本ハム・新庄監督 辞任表明の中日・井上監督を気遣う「見ていてつらかったもん、ヤジが。ものすごく痩せたように見えたもん」 | 野球 日本ハム・新庄監督 辞任表明の中日・井上監督を気遣う「見ていてつらかったもん、ヤジが。ものすごく痩せたように見えたもん」(デイリースポーツ) 【日本ハム】新庄剛志監督「そこ考えすぎてもね」1日シーズン最終戦へ2位に固執せず「残り1試合と思ってない」(スポーツ報知)|dメニューニュース(NTTドコモ)
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