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福岡県議会・吉松議員が1000万円出金の通帳コピーを提出

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福岡県議会の吉松源昭さんは、過去に自民党県議団の幹部へ金銭を支払ったと主張しており、その証拠となる1000万円の出金記録が記された通帳のコピーを、調査を行う第三者委員会に提出したことが報じられています。

今回の動きは、県議会の議長ポストをめぐる金銭授受疑惑という、地方政治の根幹に関わる問題の中で起きたものです。

目次

通帳コピーの提出と吉松議員の主張

吉松さんは2026年9月29日、銀行の通帳から現金を出し入れした記録が見つかったことを明らかにしました。この通帳のコピーは、福岡県須恵町にある後援会事務所から28日に見つかったとされています。

吉松さんは、2020年に議長に就任する前、当時の自民党県議団幹部におよそ2000万円を支払ったと主張しています。今回提出された通帳には、そのうちの1000万円を具体的にどのように工面し、引き出したのかという記録が残っているということです。

吉松さんは今回の提出について、「私が実際、その日に金融機関からお金を下ろした、また借りたという証拠も、私が言っている通りの証拠が出たわけですから、今回これが大きな証拠になるだろうと思っています」と話しています。

金銭授受の具体的な経緯と時系列

報道されている吉松さんの証言に基づくと、金銭授受をめぐる一連の動きは2019年の秋に集中しています。

まず、2019年9月下旬に、中尾正幸前副議長(当時)から宿泊ゴルフ代などとして1000万円を要求されたとされています。その後、10月11日に知人から借りた1000万円が吉松さんの管理する口座に振り込まれました。これについて、500万円ずつ2回に分けて借りたという「借用書」はすでに公開されています。

そして、10月15日に吉松さんはその1000万円を出金しました。この日は、中尾さんから「明日持ってきてね」と言われた日であると主張されています。また、吉松さんが公開した音声データにも、同日に中尾さんから大金を持ってくるよう指示されたとされるやりとりが残っていたと報じられています。

出金した1000万円の扱いについて吉松さんは、次のように述べています。 「当時、私は自民党県議団だったのでロッカーも自民党県議団の部屋にありました。16日に(当時の松本会長に)渡すということだったので15日に銀行から1000万円降ろして、この中に保管して、この鍵をかけて一晩おいていた」 この現金は紙袋に入れられ、議員控室のロッカーで保管されたといいます。そして翌16日、自民党県議団の会長室において、当時の松本会長に手渡したという主張です。

第三者委員会の現状と今後の展望

福岡県議会が立ち上げたこの疑惑を調査する「第三者委員会」は、県議会と利害関係のない弁護士など13人で構成されています。

しかし、調査は非常に困難な状況にあるとみられます。中尾さんを含む当時の自民党幹部5人は、いずれも金銭の受け取りを否定しており、吉松さんの主張と激しく対立しているためです。

森山委員長は会見で、「報道によると、供述が激しく対立している。相当困難なハードルの高い調査のテーマになると覚悟している」と、調査の難しさを指摘しています。

また、この第三者委員会には強制力がなく、議員らへのヒアリングや資料提出はあくまで任意の協力に基づいた運用となっています。

調査の期限については、2026年度末(2027年3月末)までに終える方針ですが、状況によっては延長される可能性があるとしています。

吉松さんは、今回提出した口座の記録が、受け渡しが事実であったことを証明する重要な証拠になると考えており、全容解明に向けた調査に協力したいとしています。

出典 NHK 日テレNEWS 「あす持ってきてね、と言われた日に出金」通帳に1000万円の記録 吉松議員が“新証拠”提出へ 福岡県議会の金銭授受疑惑(TNCテレビ西日本) 「あす持ってきてね、と言われた日に出金」通帳に1000万円の記録 吉松議員が“新証拠”提出へ 福岡県議会の金銭授受疑惑|福岡TNCニュース

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