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田代まさしさんが語る薬物依存との戦いと回復への道のり

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元タレントの田代まさしさんが、自身のYouTubeチャンネルや全国各地での講演を通じて、薬物依存症との戦いについて語っています。

28日に更新されたYouTubeチャンネルでは、薬物依存との戦いに触れ、「“すぐにやめろ”って言うけど…時間がかかるんだよ」と心情を明かしました。また、二度と過ちを犯さないために毎月行っている薬物の定期検査の様子も公開しており、21回目となる検査において、「NPO法人アパリ」の職員立ち合いのもとで陰性であることを笑顔で報告したと報じられています。

依存症を「病気」として捉える視点

田代さんは、和歌山市や群馬県伊勢崎市などで開かれた講演会やフォーラムにおいて、依存症の本質について語っています。

田代さんは、自身の経験から「自分をコントロールできないのが依存症」であるとし、依存症は「意志の弱さ」ではなく「病気」であると訴えています。また、芸能活動の全盛期に、「いつまで売れ続けられるかと不安に陥り、覚醒剤に手を出してしまった」と吐露し、「いつでもやめられると思っていた」ものの、実際にはコントロールできなかったと振り返っています。

さらに、「依存症は心の病気」であると認識したことで肩の荷が下りた反面、「こんなに長くやめられない病気にかかるとは思わなかった」とも述べています。田代さんは、依存症を「ゴールがない生涯マラソン」に例え、「今も回復途上だが、やめ続ける姿を見せることが、世間への説得につながる」と話しています。

薬物使用の経緯と回復へのアプローチ

日刊スポーツの報道によれば、田代さんはYouTube番組へのゲスト出演時に、過去の薬物使用について「正直に言う」として詳しく語りました。

最初の使用について、白い系の薬物は「ヤクザの人がやると思ってた」一方、大麻(葉っぱ)については「ちょっとオシャレかなっていうイメージ」があり、「若い頃からたまにちょっとやってた」と告白しています。また、注射による使用については「ヤクザの人がやるもんだと思ってから嫌だなっていうイメージがあった」とし、テレビ局の関係者に勧められた際も注射は拒んでいたといいます。「炙りの方がまだオシャレかなって。煙で吸うっていうんだったらまだいいかなと思ってやった」ところ、強い衝撃を受けた体験を語っています。

回復に向けた取り組みとしては、群馬県伊勢崎市での講演で「正直であることが薬物依存症の回復に大切だ」と述べています。また、薬物依存のリハビリ施設である「ダルク」のサポートを受けるなど、専門的な支援を得ながら回復を目指してきました。

現在の活動と社会への視点

2022年10月27日に福島刑務所を出所した田代さんは、現在、全国で薬物依存をテーマにした講演活動を行っています。北海道の北星余市高では、高校生に向けて初めての講演を行い、「薬物依存症の田代まさしです」と登壇し、「大切なものすべてを失った」という体験を語りました。

また、音楽活動も再開しており、自ら企画したショーなどのイベントに出演しています。

依存症を巡る現状についても関心を示しており、YouTubeチャンネルでは、リハビリ施設であるアパリやダルクの利用者の数について職員に問いかけ、職員から「減ってはないですね。同じぐらいか、ちょっと増えてますね」という回答を得る場面もありました。

田代さんは、依存症からの回復には社会の理解と支えが欠かせないと訴え続けています。

出典 スポーツニッポン 朝日新聞 現代ビジネス 北海道新聞 東京新聞 日刊スポーツ 上毛新聞

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