2026年9月24日、中道改革連合を離党した立憲民主党出身の衆議院議員らによる新党「民主改革の会」が、所属議員18人で活動を開始したと発表しました。同日、国会内で初の議員総会が開かれ、代表に小川淳也さん、幹事長に階猛さんが就任しています。
同時に、中道を離れた公明党出身の議員ら29人と共に、衆議院統一会派「中道」を結成。これにより、所属議員数計47人となり、国民民主党会派の28人を上回る野党第1会派となったと報じられています。
新党結成までの経緯と構成
「民主改革の会」は、中道改革連合の解体・分裂に伴い、立憲民主党出身の衆議院議員らが結集して立ち上げられました。総務省への設立届け出は9月17日に行われており、略称は「民主」とされています。
当初、中道を離党した立憲民主党系議員20人全員の参加を目指していましたが、最終的な参加者は18人となりました。元立憲民主党代表の泉健太衆院議員が入党を見送ったほか、大島敦衆院議員も不参加を表明しています。
党の綱領では、「自由を守る、格差を正し、安心を支える『民主中道』の理念を据え、分断ではなく熟議によって社会を前へ進める」と強調されています。政策の柱については、中道改革連合から「包摂社会の実現」や「現実的な外交・防衛政策」などを踏襲しているとのことです。
党人事と会派「中道」の狙い
初の議員総会では、主要な人事が決定しました。代表の小川淳也さん、幹事長である階猛さんに加え、国会対策委員長に後藤祐一さん、政務調査会長に落合貴之さんが充てられています。
特に後藤祐一さんは、新党だけでなく統一会派「中道」の国対委員長も務め、野党第1会派の代表者として与党との折衝にあたることが報じられています。階猛さんは記者団に対し、「中道政治を大きくしていくことによって、政権交代を目指す」と述べています。
また、今回の勢力変動に伴い、衆議院の勢力図は自民党・無所属の会(315人)、中道(47人)、日本維新の会(36人)、国民民主党・無所属クラブ(28人)などの構成になるとされています。
分裂の背景と今後の課題
今回の新党結成の背景には、中道改革連合の分裂があります。中道改革連合は今年1月に旧立憲民主党と旧公明党が合流して結成されましたが、高市早苗首相率いる自民党と対峙した衆議院選挙で大惨敗を喫しました。
当時の共同代表であった野田佳彦衆院議員は選挙後に代表を辞任しており、自身のホームページで「この敗北こそが合流を阻んだ最大の理由でしょう」と総括したうえで、「いずれにしても、中道勢力の結集を決して諦めません」と綴っていました。野田さんは24日の「民主改革の会」総会にも出席していますが、報道陣の質問には答えず足早に立ち去ったと報じられています。
一方で、新党の結成にあたっては、政党交付金の扱いをめぐる議論などの不協和音もありました。泉健太さんは、政党交付金の扱いについて「違うんじゃないか」として入党しなかったとされており、小川代表は総会で離脱者が出たことを陳謝したうえで、「できるだけ力を合わせて前に進めるよう全力を挙げる」と結束を訴えています。
また、公明党側は24日の持ち回り中央幹事会で、公明系議員28人の復党を了承しました。来月3日に定期党大会を開き、新体制を発足させる方針であると報じられています。
出典 時事通信 フジテレビ 朝日新聞 日本経済新聞 読売新聞オンライン 東京新聞 野田佳彦氏が新党「民主改革の会」に参加 報道陣の質問には答えず|Infoseekニュース 民主改革の会に旧立憲系議員18人が入党へ 国対委員長には後藤祐一氏、政調会長には落合貴之氏(TBS NEWS DIG)|dメニューニュース(NTTドコモ)
ピックアップ記事



