新潟県上越市の私立上越高校において、生徒たちがSNS(交流サイト)上で女性になりすまし、金銭をだまし取るなどの詐欺行為を行っていた疑いがあることが報じられています。また、あわせて寮内などでの飲酒や喫煙も行われていたことが判明しており、関与した生徒は30人以上に上るとみられています。
SNSでのなりすましと金銭詐取の経緯
報道によると、詐欺行為に関与したのは上越高校の生徒寮に住む男子生徒ら11人です。彼らはSNS上で女性になりすまして一般男性とやりとりを行い、金銭をだまし取っていたとされています。
だまし取られた金額は、一部の生徒において800円から10万円超にのぼると報じられています。不特定の男性に接触し、こうした金銭詐取を行っていた疑いが持たれています。
寮内での飲酒・喫煙など規律違反の実態
金銭詐取の疑いとあわせて、生徒寮における深刻な規律違反も明らかになっています。2026年7月以降、寮の生徒21人が寮内で飲酒や喫煙を繰り返していたと報じられています。
飲酒・喫煙が行われていた場所は寮内にとどまらず、休日に海岸でバーベキューを行った際や、学校近くの駐車場などでも行われていたということです。これらの規律違反に関わった生徒は、3年生の部員20人ほどが含まれていると報じられています。
詐欺行為に関わった11人と、飲酒・喫煙に関わった生徒らを合わせると、のべ32人、あるいは30人以上の生徒がこれらの事案に関与していたとみられています。
学校の体制と背景
問題の舞台となった生徒寮は、県外などから進学してきたサッカー部の生徒が多く利用している施設です。上越高校のサッカー部は部員120人を擁し、2021年と2023年に全国高校サッカー選手権の新潟県予選でベスト4に入った実績を持つ強豪校であるとされています。
学校側は事案を把握した後、警察への連絡や新潟県の大学・私学振興課への報告を行いました。また、生徒および保護者に対しても以下のような対応をとったと報じられています。
- 9月24日に全校集会を開き、SNSの適切な使い方について生徒らに注意喚起・指導を行った。
- 10月5日に保護者へメールで事案の内容を伝えた。
飲酒や喫煙に関与した生徒に対しては、自宅謹慎などの指導が行われたということです。
学校側の対応と現在の状況
今回の事案について、学校側は外部への詳細な説明を控える方針を示しています。
読売新聞の取材に対し、同校の木下幸彦教頭は「学校としてコメントを出すことはない。内部への対応を優先しており、具体的なことは答えられない」と述べています。また、テレビ朝日の取材に対しても「学校内の対応を優先していて、事実を個別に申し上げられない」としています。
フジテレビ(FNN)の取材に対しては、「現在、生徒への指導・ケアを優先し対応している。保護者への説明会や会見などの対応は未定」と説明しており、現時点では生徒への指導とケアを最優先に状況を整理している段階とみられます。
出典 読売新聞オンライン テレビ朝日 フジテレビ 上越高校サッカー部員らがSNSで「女性になりすまし」10万円以上だまし取る 飲酒・喫煙も合わせ30人以上関与 新潟(BSN新潟放送) 上越高校の寮で生徒が飲酒・喫煙 SNSで金銭だまし取る詐欺行為も 関与した生徒は30人以上 – 上越タウンジャーナル 上越高校の寮生 一般男性から金銭だまし取る SNS上で女性になりすまし喫煙や飲酒も《新潟》|Infoseekニュース
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