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ロシア軍がウクライナ各地に大規模攻撃、死者28人の背景

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ロシア軍がウクライナ各地に対して大規模な攻撃を行い、これまでに子ども5人を含む合わせて28人が死亡したと報じられています。

今回の攻撃は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が74歳の誕生日を迎えた10月7日にかけて行われました。特に被害が大きかったのは北部のチェルニヒウ州で、集合住宅が攻撃を受けて倒壊し、20人が死亡したとロイター通信が報じています。このほか、首都キーウなどでも被害が出ています。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で、「プーチンへの誕生日の“贈り物”としてロシア軍が住宅を破壊した」と皮肉を交えて非難しています。あわせて、ロシア軍がエネルギーインフラを標的にしていると指摘し、パトリオット迎撃ミサイルによる支援を訴えました。

一方、ロシア国防省は7日、ウクライナ各地の軍事産業施設に対し、無人機などによる「大規模な攻撃」を実施したと発表しています。

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軍事産業やドローン展示会への攻撃

今回の攻撃に関連し、首都キーウ近郊ではドローン技術の展示会への弾道ミサイル攻撃が行われました。ゼレンスキー大統領によると、この展示会には防衛産業の著名人が出席しており、攻撃により10人が殺害され、約100人が負傷したと述べられています。

ウクライナ空軍のユーリ・イフナット報道官は、今回の攻撃には弾道ミサイル3発が使用され、そのうち1発のみを迎撃したと明らかにしています。これを受け、ウクライナの検事総長は、イベントの開催決定プロセスや安全対策について調査を進めていると説明しました。

ロシア側はこの攻撃を認めており、国防省は、ロシア国内の民間施設を標的とするドローンのデモンストレーションが行われていた場所に対し、高精度長距離兵器を使用したと発表しました。また、展示会にはドローン製造業者のほか、ロシア領土への攻撃を直接計画・実行しているドローン部隊や治安機関の代表者も出席していたと説明しています。

ロシアが2022年2月の全面侵攻開始以来、こうした展示会を攻撃したのは少なくとも今回で3回目となります。

激化する相互攻撃の現状

戦況は、ロシアによる大規模攻撃だけでなく、ウクライナ軍によるロシア領内への攻撃も激化しています。

ウクライナ軍は、ロシアの都市キーロフにある工場やロシア北西部の倉庫を攻撃しました。キーロフの施設については、ウクライナへの攻撃に使用される航空機やミサイル装備の部品を供給する、最も重要な軍事施設の1つであると説明しています。なお、キーロフでは夜間にウクライナ軍による空爆があり、6人が殺害され、26人が負傷したと報じられています。

さらにウクライナ軍は、サンクトペテルブルク地域にある小売業者ワイルドベリーズの施設2カ所を攻撃しました。ウクライナ側は、ロシア軍への物資供給を妨害するために物流拠点を標的にしていると説明しており、実際にオンラインストアである同社では防弾チョッキなどの軍事装備が購入できる状況にあるとされています。

今後の見通しと外交的動き

ウクライナ側は、ロシアがさらに新しく大規模なミサイル攻撃を準備しているとの情報を得ており、ゼレンスキー大統領は「今日中、あるいは今後48時間以内に」攻撃が行われる可能性があるとして、国民に空襲警報への注意を呼びかけています。

外交面では、ゼレンスキー大統領が来週にもアメリカを訪問する予定です。ホワイトハウス関係者は、28日にもドナルド・トランプ米大統領と会談する予定であると明らかにしており、アメリカ側はウクライナとロシアの和平交渉を再開させようとしていると報じられています。

また、トランプ大統領を支持する政治活動家のローラ・ルーマーさんがウクライナを訪れ、キーウでゼレンスキー大統領にインタビューを行うなど、アメリカの政治情勢と連動した動きも見られます。

出典 BBC 山形新聞 熊本日日新聞 日テレNEWS

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