埼玉西武ライオンズの外崎修汰内野手(33)が9月30日、海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしたことが報じられました。
プロ野球選手が海外FA権を取得することで、米大リーグ(MLB)などの海外リーグへ、球団の同意なく移籍することが可能になります。外崎選手がこの権利を取得した経緯と、現在の状況について整理します。
海外FA権取得の条件と経緯
外崎選手は2022年7月15日に国内FA権を取得しており、同年オフにその権利を行使したうえで西武ライオンズに残留しています。
2度目以降のFA権取得には、前回の権利行使後、1軍登録の日数が145日以上のシーズンが4回に到達することが条件とされています。今回の資格取得にあたっては、「故障者特例」を含めてこの条件をクリアした形となります。
外崎選手はプロ入りして12年目となり、これまでの通算成績は1214試合に出場し、4128打数、1012安打、108本塁打、460打点、46盗塁、打率2割4分5厘をマークしています。
現在の契約状況と本人の思い
外崎選手は、2022年の国内FA権利行使および残留時に、西武ライオンズと新たに4年契約を結んでいます。今シーズンがその契約の最終年にあたるため、契約満了に伴う今後の去就が注目されるタイミングでの権利取得となりました。
本人は、複数年契約を結んだことへの責任感について、「複数年(契約)を結んでもらったからにはその責任はあると思うので、そこに対して必死のプレーを心がけてやってきたつもりです」と振り返っています。また、西日本新聞の報道によれば、「複数年を結んでいただいたからには、その責任がある。それに応えたいと自分なりに必死なプレーを心がけてやってきた」とも語っています。
一方で、海外FA権の取得については、「まったく考えていなかった」としています。
今後の見通しと現在の課題
今後の動向について外崎選手は、「こんなに長いことやれてうれしいです」と述べつつも、現在はシーズン中のため「白紙状態である」ことを強調しています。そのうえで、「契約の面もあると思うので、まずは球団と話をしたいです」と、まずは所属球団との話し合いを優先する意向を示しています。
具体的な交渉については、ポストシーズンなどの全日程が終了した後の予定と報じられています。
なお、今シーズンの成績については、長く二塁を守ってきたものの、滝沢選手の台頭や石井選手のFA加入といったチーム事情もあり、ここまで34試合の出場にとどまっています。打撃成績も打率1割7分2厘、2本塁打となっており、厳しい状況にあることが伝えられています。
チームの中核として、また選手会長としても活動してきた外崎選手が、この権利取得を経てどのような選択をするのか、シーズン終了後の球団との交渉に注目が集まります。
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